私達の願いと私達がこれからも大切にしていきたい事

2014年に開院した際は、老若男女を問わず、起こってしまったお口のトラブルに対応し、治療を主体とした「地域に根付いたホームドクター」になることを想定していました。ところが、いざ開院してみると女医がいたこともあり、「虫歯の治療を必要とした小児」が多く来院されました。

まだ乳歯も生え揃わない 1、2歳のこども達が むし歯を作ってしまう現実。
小学生の生え変わって間も無い永久歯を削る事への悲しさ・辛さを覚えたと同時に、スタッフや器具、ここは怖くない場所だと環境に慣らし治療を行なったこども達が、定期検診で戻ってきた時に再びむし歯を作っている現状。
「何のために環境に慣らし、治療のできる子を育て、むし歯を削って詰めてきたのか？」と自問し、自分たちの行っている歯科治療に疑問を抱き始めました。

治療行為により削った歯は、二度と元の健康な姿には戻りません。
人生100年時代と言われる今、この先何十年も使っていく こども達の永久歯を守るため、「上手に治療を受けられる子ども」を育てるのではなく、「治療の必要ない健康なお口の子ども」を育てる事こそが るか歯科医院として、歯科医師として行うべき事だと確信しました。

むし歯を作らない『未病』が一番の健康であり、【予防】こそが『未病』を叶える最高の医療です。
“お口の健康から 子供達の健やかな成長・発育をサポートする”。むし歯を作らないために歯科医院になる決意をしました。

また、子ども達のお口の健康を維持するためには養育者である大人の協力が不可欠です。ですので、当院ではお子さんだけでなく、親御さんのお口のケアも重要視しています。これを【親子予防】と呼び、お子さんのお口を守るための「必要条件」としております。

こども達とその親御さんに、予防について学んでいただきながら守っていく【教育型の親子予防】の歯科医院として予防を行なっております。

新型コロナウイルス対策について

当院では、院内感染・新型コロナウイルス防止に努めています。
親御さんに安心してお子さんを任せていただけるよう
お子さんの安全を考えた対策を徹底しています。
また、当院のスタッフは全員がコロナウィルスワクチン接種を完了しています。